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4) データ更新周期

気象観測装置のデータ入力は通常1時間毎になされることから、データ更新周期もこれにあわせ1時間毎が妥当であろう。

船舶気象通報のデータ更新は容易に自動化が可能であるが、注意報・警報および航行警報の原稿作成は人手を介する必要がある。

 

5) 回線数

新設システムの回線数は、需要の見積もりから最低限の回線数を算出(1)し、初期設定を行いその後の実績から増減することが一般的である。需要は、天候によって大きく異なり、時間帯によってラッシュがある。

NTTの資料によれば、1回線当たりのふさがり率を平均10%程度とすることを推奨している。。つまり、1O回電話したときにビシーはl回以下に抑える必要があるということになる。

自動応答装置は、各回線トランク毎に音声送り出し用バッファメモリーを持っているので、複数の利用者があっても、それぞれ頭から音声は送出される。

 

 

 

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